褥瘡治療薬

イソジンシュガーパスタ

イソジンシュガーパスタ
値段:810円/本
N→n
I→i
E→e
G→g
S→s
P→(−)
・ポビドンヨードよる殺菌作用による感染抑制作用・白糖が滲出液を吸収し創面の浮腫を軽減する。肉芽の水分が多く過形成となり上皮化しない場合、浮腫を抑え上皮化へ移行できる・繊維芽細胞のコラーゲン合成を促進し、肉芽形成作用がある・浸出液が少ない場合、創面が乾燥し創傷治癒が遅延する恐れがある
・本剤の成分又はヨウ素に対して過敏症のある患者
精製白糖・ポビドンヨード配合軟膏・多量・長期連用で甲状腺機能異常を認めることがある。

ゲーベンクリーム

ゲーベンクリーム

値段:640円/本
N→n
I→i  
・銀の細胞膜、細胞壁に対する殺菌作用による創面の感染制御
・水分を60%含む乳剤性基剤による壊死組織の軟化・融解・創面覆う十分な量(厚さ約2~3㎜)を塗布する・浸出液が多い時は創面の浮腫をきたす可能性がある
・本剤の成分又は、サルファ剤に対する過敏症の既往のある患者
スルファジアジン銀・汎血球減少、皮膚壊死、間質性腎炎、疼痛、発疹、接触性皮膚炎

ブロメライン

ブロメライン

値段:354円/本
N→n・蛋白質を分解し、創傷面の壊死組織の分解・除去、清浄化に働く・ガーゼ、リントなどに適量の軟膏をのばし、潰瘍辺縁になるべく触れないようにして塗布。周りをワセリンで保護するとよい。・創傷面が清浄化し、新生肉芽組織の再生が認められた場合は使用を中止する
・本剤又は本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
ブロメライン・アナフィラキシーショック、出血、疼痛

アクトシン軟膏

アクトシン軟膏3%

値段:1560円/本
G→g
S→s  
・局所血流改善作用、血管新生促進作用、肉芽形成促進作用、表皮形成促進作用による創傷治癒促進・潰瘍縮小・治癒促進作用による創傷収縮作用・吸収性に優れる水溶性基剤のため、滲出液の多い創面に使用・冷所に保存する
 
プクラデシンナトリウム疼痛、発赤、刺激感 接触性皮膚炎

プロスタンディン軟膏0.003%

プロスタンディン軟膏0.003%

値段:375円/本
G→g
S→s  
・局所循環改善作用、血管新生促進作用による肉芽形成作用、・表皮形成促進作用による創傷治癒促進・血流改善作用が強い反面、局所刺激作用が強い・油脂性基剤による創面保護作用も有する。湿潤の多い創面には不適
・心不全、出血(出血傾向)、妊婦または妊娠の可能性のある婦人
プロスタグランジンE1疼痛、刺激感、出血、接触性皮膚炎

アズノール軟膏0.033%

アズノール軟膏0.033%

値段:106円/本
S→s・基剤である白色ワセリンの創面保護作用により、創傷治癒を促進する・抗炎症作用を有するが、その作用は弱い
・本剤の成分に対する過敏症の既往歴がある患者
アズレン刺激症状(熱感、掻痒感、ヒリヒリ感)

白色ワセリン

白色ワセリン

値段:24.3円/10g
  ・創面保護作用・中性で、刺激性がほとんどなく、寒暖により粘度があまり変わらず、植物性又は動物性油脂のように光、湿気によって酸敗することが少ない安定な軟膏基剤
 
白色ワセリン・接触皮膚炎

吸水クリーム

吸水クリーム

値段:24.7円/10g
 ・創面保護作用・水分保持が高度で、浸透性が良いため、湿潤面、潰瘍、びらんなどに適用すると、滲出物 を再吸収し、症状の悪化を起こすことがある
 
吸水クリーム・接触皮膚炎

親水クリーム

親水クリーム

値段:29.4円/10g
 ・創面保護・乾燥型の皮膚疾患に適用し、湿潤型のものでは皮膚分泌物との混和性及び皮膚浸透性が大きく、 分泌物の再吸収により、ときに病状の悪化をきたすことがある
 
親水クリーム・接触性皮膚炎

ソルベース

ソルベース

値段:27.9円/10g
 ・創面保護・水溶性基剤であり、創傷面における過剰な滲出液を吸収し、適度な湿潤環境を維持することにより、細胞増殖因子の増加が誘導され、創傷治癒が促進
 
マクロゴール過敏症、乾燥した皮膚では刺激感が現れることがある

フィブラストスプレー

フィブラストスプレー250μg

値段:6483円/本
G→g
S→s
P→(−)
・血管新生作用や肉芽増殖促進作用等により創傷治癒・ポケット部には、死腔を埋め湿潤を保持するために、ほかの外用薬やドレッシング材と併用するとよい・冷所に保管し、溶解後2週間以内に使用する
・投与部位に悪性腫瘍のある患者又はその既往歴のある患者
トラフェルミン 刺激感・疼痛、浸出液の増多、発赤、掻痒感

ヨードホルムガーゼ

ヨードホルムガーゼI→i
N→n
・ヨードホルムそのものには殺菌作用を有しないが、創傷・潰瘍から出る血液や分泌液に溶け、徐々に分解してヨウ素を遊離することにより殺菌作用をあらわす・長期間・広範囲に使用しないこと・ヨウ素含有製剤であるので多量使用及び長期連用時には甲状腺機能の変動に注意すること・真皮や腱・靭帯などⅠ型コラーゲンを多く含む線維性組織の壊死に対して、線維を細断し、清浄化を図ることができる
・ヨード過敏症の患者、腎障害のある患者、心障害のある患者
ヨードホルム・ヨード中毒、そう痒、ヨード疹、蕁麻疹様発疹、紅斑、丘疹、水疱、灼熱感